2018年5月11日

悔しさは「超回復」の起点。

僕のGWは「野球三昧」でした。

僕が小学生の頃に

初めて野球を教わったチームから

中学生の時のボーイズリーグ(硬式野球)

高校・大学とすべての出身チームに

顔を出してきました。

そして、昨年まで監督を務めていた

女子硬式野球チームにも行ってきました。

目的は、自分のルーツを確認すること。

僕は野球に育ててもらった人間なので、

野球チームのルーツを辿りました。

ご先祖様に感謝を伝えるお墓参りと

何となく似ている感覚です。

ルーツを辿ると

自分の現在地がより明確になりますね。

さて、本題です。

小学生のチームに行った時

こんなことがありました。

練習でなかなかうまくできずに

監督に叱られ、

悔しくて悔しくて涙を流していた子に

大人(お父さんコーチ)が

必死になって慰めていたのです。

「よく頑張ってるよ」

「今のままで十分やで」

「監督には言っとくから」

などと声をかけ何とか泣き止ませようと

していました。

この光景、何となくイメージできますか?

僕はそのシーンを見て、こう思いました。

「なんて、もったいないことを・・・」

悔しい!という思いには

絶大な成長につながる

「可能性のタネ」が含まれています。

負けて悔しい、できなくて悔しい、

わかってもらえなくて悔しいなど

色々な悔しさがあると思いますが、

そこから立ち上がろうとする時に

人は最大出力のパワーと知恵が出ることを

僕は知っています。

悔しい時に悔しさを味わい尽くすことで

次の1歩目が変わるのです。

今、目の前の子は

悔しくて悔しくて涙を流しています。

いわば悔しさを味わっている最中です。

「なぜできない?」「どうすればできる?」

と次の1歩を考えるその前に、

「よく頑張ってるよ」

「今のままで十分」

となぐさめたり

足元の石を拾うようなことは

悔しさのエネルギーに水をかけることになり

その子のために決してよくないです。

ちなみに僕はGWから

トレーニングを再開しています。

毎回相当きつい負荷を掛けて

筋肉を壊しに行っています。

筋肉は負荷により壊された後、

たんぱく質を摂りいれて

壊される前よりも大きく強くなります。

いわゆる「超回復」です。

悔しい思いから立ち上がるのと

同じプロセスのように思うのですが、

いかがでしょうか?

皆さんも日常において

悔しいことって必ずあるはずです。

そんな時は十分に悔しがってください。

悔しさをお酒で紛らわせるなんて

もったいないです。

悔しさを十分に味わってから

お酒は楽しく飲みましょう(笑)

また、最近悔しい思いをしていない方、

何かに熱中できていますか?

悔しさへの感度が落ちていませんか?

「悔しい→考える→超回復」

さらに大きく強くなるために、

今までできなくて悔しかったコトに

トライしてみてもいいかもしれませんね。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

追伸:日経新聞を購読されている方、

日曜日の1面下部をチェックしてくださいね。