2017年11月6日

練習はウソをつかない、の真意とは?

おはようございます!

今日のブログは

人の育成に関わっている方のために

書きました。

上司と部下、親と子、先生と生徒など

あなたの環境に置き換えて

読んでみてくださいね。

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「練習はウソをつかない」

この言葉、僕は大好きで

子供の頃からいつも念じてきました。

これは、練習すれば絶対に報われる、

という甘い言葉ではありません。

『練習してきた事は

必ず「その通り」に

あなたの前に現れる。

手を抜いたりして

100%の力で練習してないと

結果は正直に出る。

だから

必死に練習してきたあなたは

必ず報われる』

という意味です。

野球の指導者としては

「練習に対する姿勢・態度・表情」

を細かくチェックし、

常に全力を求めてきました。

「これがみんなの本気100%なのか?」

目標とリンクさせながら、

全力を引き出すために

使う言葉、口調、タイミングを

慎重に選んで伝えていました。

正しい練習を全力で取り組むことでしか

上達はない、と僕は考えています。

ところで今、

あなたは何を練習していますか?

たとえば、

営業の中でも難しいと言われる新規訪問、

電話やメールでのアポの取り方や

飛び込み訪問など、

壁の手前で躊躇する人が本当に多いのです。

手前で止まっている多くの人は、

まだグラウンドに入ってもいないのに

「ヒットを打つ方法がわからない」

と言っているような状態です。

「わからない」「効率が悪い」など

自分に言い訳しながら

グラウンドの前をウロチョロしています。

野球部に入ったのに

グラウンドに入らないのはおかしいですよね? 

一度でも壁を乗り越えて

グラウンドに入り打席に立った人は、

自分の方法で正しいのか不安になったり

次はこうしてみようと工夫したりします。

そして何度も打席に立って

空振りもたくさんしてきた人は

「自分はこういうやり方をしていますが

他に良い方法はありますか?」

と教えを請うようになります。

今、壁の手前で止まっている人は

失敗したくない恐怖や

自分を否定されるかもという恐怖から、

きっと「心のサイドブレーキ」

が上がったままの状態なのです。

サイドブレーキが上がっているのに、

新規訪問しなくちゃとアクセルを踏んでも

エンジンがすり減るだけで

前には進めません。

「練習はウソをつかない」

『やったらやっただけ、

手を抜けば手を抜いただけの人生になる。

現在の自分は

過去をどう生きてきたかの結果。

未来の自分は

今日をどう生きるかの結果』

まずはあなた自身が必死になって

全力で取り組むこと。

それが正しい練習につながります。

そしてあなたは人生のリーダーとして、

ご自身の経験から正しい練習を教え、

それを積み重ねるようにサポートすることで、

あなたの大切な人が

ヒットを打つことができるようになるのです。

2018年を実り多き年にするためにも

今日から正しい練習をスタートしましょう!

大丈夫、まだまだ間に合います!

さあ!練習開始です!

今週も気合い入れていきましょう!