2018年5月18日

タテ社会とヨコ社会

先日、高校の野球部のOBからなる

マスターズという硬式野球の大会に

参加してきました。

大先輩から若手まで

同じ母校のユニフォームを着てプレーし、

久々に「タテの関係」が心地よかったです。

そう言えば、

現代の若者意識について

こんな事を教わりました。

今の若者は不景気が前提で生きてきた

最初の日本人だというのです。

生まれた時から景気は悪く、

未来への不安から

「超安定志向」になっています。

さらに、ケータイと一緒に育ってきた

最初の日本人でもあります。

メールやSNSなどが当たり前に身近にあり、

人間関係にも大きな変化が見られるそうです。

結果として、

場を乱さない作法=ヨコ社会

が最も重要であり

ストレス耐性が弱く、

自分で考える前に

すぐにネットに答えを求めます。

「わからんかったら自分で考えろ!」

「辞書引け、辞書!」

と怒鳴られて育った僕たちとは違うのです。

(あれ?僕だけでしょうか?笑)

あえて書きますが、

何も若者を批判している訳ではありません。

そのような現代の若者に、

これまでのタテ社会で通用した

管理・統制型マネジメントだけでは

対応できない状況が生まれているのだと

知っておくことが重要なのです。

とはいえ、多くの企業ではいまだに

現場における能力の高さで

管理職を任命していますよね?

営業成績が良いから営業課長に、

販売実績が素晴らしいから店長に、

そうですよね?

僕もそのクチで課長になりました(笑)

従来の管理・統制型マネジメントでは

管理職自身の実績や経験は「資源」でした。

過去の経験に照らし合わせて

課題に対処しておけば

大きなブレはなかったですし、

管理職、という「権威」で

言うことを聞かせることもできました。

しかし今は

ビジネスにおける環境変化が激しすぎて、

過去の経験から未来を見通すことが

非常に難しくなりました。

終身雇用の崩壊とともに、

権威主義も薄まっています。

これは企業における管理職だけではなく

子育てにも共通すると僕は考えます。

僕たちが育ってきた時代とは

あまりにも環境が違いすぎるのです。

だから僕たちは

今の新しい時代に即したマネジメントを

学ばなければならないのです。

かの有名なダーウィンはこう言いました。

『最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、

変化できる者である。』

マネジメントの対象者の特性を知り

僕たちが変化に対応すること。

そのために、自己流のマネジメントに

共感力をプラスしてみては

いかがでしょうか?

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