こんにちは。

株式会社S.K.Y.の中田です。

今日からGWですね！

僕は東京で「日本営業大学」の

講師の方向けの研修をして、

明日の朝、大阪に戻ります。

昨日、帰りの便を手配しようとして

ビックリ！

新幹線も、伊丹行きのフライトも

始発から夕方近くまで全て満席！

まさかそんなに大阪に動く人が多いとは

思ってなかった・・・

準備が遅いのは僕の永遠の課題です（汗）

なんとか神戸空港行きのフライトが

１席だけ空きがあったので

確保しました。。。

さて、今日のテーマ
「手柄を横取りされました」

仕事柄、色々な方からリーダーについての

相談を受けますが、

上司に手柄を横取りされたという話って

本当に多いです。

共感リーダーズクラブの1DAYセミナーでも

「最悪なリーダーってどんな人？」

というワークをするのですが、

ここでもほぼ毎回誰かから出てきます。

部下の手柄を横取りする、

皆さんはどう思いますか？

僕にも経験があります。

前職の営業マン時代、

チームのメンバーの協力を得ながら

あるプロジェクトを受注できた時のこと。

クライアントを出てすぐ、

喜び勇んで上司である課長に電話しました。

課長も電話口ですごく喜んでくれ、

達成感に満ち溢れて帰社した時、

上司である本部長にばったり出会いました。

その時本部長から驚くべきひと言が。

「P課長のおかげで受注できたそうやな。

　ちゃんとP課長にお礼言っとけよ。

　お疲れさん。」

課長に電話してから帰社するまでの

わずか１時間の間に

課長→部長→本部長に報告が上がり、

しかも課長が様々な手を尽くして

受注が決まったことやクライアントから

直接電話があったというストーリーが

出来上がっていました。

（ちなみにこのP課長は
　
　一度しかクライアントに行ってません）

皆さんも似たような経験ありますか？

この手の話って本当によく聞きます。

タチが悪いのは、

A)横取りした上司にその自覚がない

B)部下にバレるはずがないと思っている

この２パターンのどちらかです。

特にBの「バレルはずがない」と思って

卑怯なことをする人って

リーダーに限らず枚挙にいとまがありません。

このパターンの人は、

自分よりも力のある人（上司とか）には

媚びへつらって可愛い自分を演出し、

自分よりも目下（だと自分が判断した）人は

利用するだけ利用するという傾向があります。

自分の立場を使って

相手の利用価値を値踏みし、

価値があるかないかで付き合い方を変えます。

「あなたは自分よりも下なのだから

　自分に対して貢献すべきである。

　だから上である自分は

　あなたのことを利用しても良い。」

という恐ろしい思考の持ち主です。

ジャイアンのようですが、

ジャイアンほど可愛げがありません（笑）

では、そんな人とどう対処するか？

１）距離を置く（付き合わない）

２）情報を与えない

３）バレていることをわからせる

４）上の人と繋がる

１）の距離を置く、が一番ですが

会社員の場合、それも難しいですよね？

その場合は２～４で対処します。

情報を与えないのも、部下は上司への

報告義務がありますのでゼロには

できませんが、必要以上に与えないように

配慮するといいです。

３）は、本人に直接いうのもよし、

僕の事例でいうと

「本部長に会いましたが喜んでくれました。

　もう報告してくれたんですね。

　早速ありがとうございました。」

とお礼を言いつつ、暗に匂わせました。

（僕も可愛くないですね汗）

４）の上の人と繋がるというのは

この場合でいうと部長以上との接点を

持っておくというものです。

この手の課長の場合、

クレームやミスのような

良くない情報はなかなか部長に上げません。

部長にとっては

なるべくナマの情報が欲しいのですが、

課長は情報をうまく「編集」するので

経営判断にズレを生んでしまいます。

ですので、部下の立場でいうと

ナマの情報を話せるような関係を

築いておくことです。

普段からのコミュニケーション、

挨拶・雑談などの回数を増やして

距離を縮めておきましょう。

GW中なのに、

明るい話題じゃなくすみません。

ここ最近特にこの手の相談が多いので

今苦しんでいる人の救いになれればと思い

書きました。

次のブログは「令和」第１号として

前向きなテーマで書きますので

楽しみにしていてくださいね。

最後までお読みくださり

ありがとうございました。