2019年5月10日

鷹の同期と会いたい、という話? 

こんにちは。

株式会社S.K.Y.の中田です。

GWも終わり、いよいよ令和元年が

本格的にスタートしましたね!

10連休された方は、

昨日の夜とか憂鬱な気分だったのでは?

さざえさん症候群っていうらしいですね。

日曜日の夕方

さざえさんが放映される頃になると

明日からの仕事を思って憂鬱になるとか。

皆さんは大丈夫でしょうか?

僕のGWは

27日が東京で日本営業大学の講師向け研修、

28~30日は休み、

5月1日と2日は出社して

3~5日は休んで昨日は出社しましたので、

問題なくロケットスタートできました!

さて、本題です。

令和元年、何か新しいことを始めたい!

こんな風に人生を生きていきたい!

などと心機一転自分を見つめなおすには

GWは良い機会だったのではないでしょうか?

僕も休みの日に、

ある人生の先輩とお会いしていました。

その方は定年まであと数年で、

このまま会社にいて定年を迎えるべきか

今から次のステップへ向け動くべきか

悩んでいらっしゃいました。

色々な話をお聴きする中で

「独立したいけどやっぱり怖い」

という本音が僕に伝わってきました。

そこで僕は「鷹」の話をしました。

鷹ってすごく長生きな鳥で、

70年生きることもあります。

しかし、長生きするためには

40年を過ぎたときに「ある決断」を

しなければならないそうです。

このまま死ぬ時期を待つのか?

苦しい変化の道を選び長生きするのか?

鷹は40歳を超えると

爪が弱り、くちばしも曲がってきて

獲物が上手に取れないようになります。

また、羽も重たくなって

飛ぶこともままならなくなるそうです。

そこで決断を迫られます。

変化の道を選んだ鷹は

とても辛いことをしなければなりません。

自ら、くちばしを岩で叩き壊します。

すると、新しいくちばしが出てきます。

その新しいくちばしで、

今度は自分の爪をはぎ取っていきます。

新しい爪が生えてきたら

次は羽を1本ずつ抜きます。

こうして辛く苦しい半年が過ぎ、

新しい羽根が生えてきた鷹は

新しい姿に生まれ変わるのです。

その先輩にとって

定年=鷹の死ではありませんが、

変化の道を選ぶ覚悟があるかどうか?

そのための行動をする覚悟があるかどうか?

を自問自答していただきたくて

この話をしました。

僕は誰にでも独立を勧めるタイプではなく

むしろ慎重派かもしれません。

それは、自分自身の独立の経緯や苦労も

影響していると思います。

そんな僕でも劇的に変わった瞬間があって、

それが「覚悟を決めた時」だったんです。

この仕事をやり続けたい!という覚悟が決まり

それから行動の「質・量・圧」が

変化してきました。

人は誰もが自身の成長を望んでいるはずです。

そのために

痛みを伴う変化を受け入れる覚悟があるか?

自分で覚悟を決めて自ら行動できるか?

という部分が本当に重要になってきます。

特に「独立」ともなると、

企業に属しているという「所属の欲求」と

「安定した収入」を自ら捨てる覚悟が必要で、

その覚悟を決めて行動した人にしか

見えない世界、出会えない人がいるのです。

つまり、儲かるか儲からないか、

今の生活を維持できるかどうかという

収入ベースを判断基準に考えるなら

今の安定した企業にいる方がいい。

くちばしを折る覚悟、自ら爪をはぐ覚悟が

できるぐらいの「志」があるなら

もうひとつの素晴らしい世界が

きっとあなたを歓迎してくれると思います。

これは、企業からの独立の話に限りません。

新しい自分、成長した自分を本当に望むなら

痛みを伴ってでも自ら行動するんだ!という

覚悟を決めることが第一歩だと思っています。

僕は42歳の時に独立しましたので、

ちょうど「鷹」と同じ時期だったんです。

あの時、辛く苦しい選択をした「同期の鷹」と

会って話してみたいなぁ・・・

今頃は新しい羽で悠々と空を飛び、

新しいくちばしと新しい爪で

獲物を取っているんだろうなぁ・・・

令和元年、

皆さんは

くちばしを叩き壊せそうですか?

~お知らせ~

元アスリートのセカンドキャリアを

教育と採用で支援する「日本営業大学」

KBS京都の番組で紹介してきました!

『びわ湖バイタル研究所』という

僕がレギュラーを務めさせていただいている

地方創生を考える番組です。

ぜひご覧くださいね!

(僕の出番は15分過ぎです)

今日はここまでです。

最後までおよみいただき

ありがとうございました!