2019年6月13日

不感症?の営業さん

先週は

月曜日と土曜日に仙台へ行ってきました。

僕の唯一の一般向け連続講座である

ELC:共感リーダーズクラブ

1DAYセミナーを2回開催してきました。

ほとんどの方が初対面でしたが、

皆さん本当に温かくてしかも勉強熱心で

すっかり仙台が大好きになりました。

そして、

ELC仙台1期の開催が決まりました!

共感力をベースに、部下やお子さんなど

大切な人の成長を願ってやまない方々に

これからの「心の時代」に必要な

リーダーシップを学べる場が

ELC:共感リーダーズクラブです。

現在、

東京と大阪でそれぞれ3期を開催中ですが

参加しているメンバーが愉快すぎて(笑)

安心な空気感の中

回を重ねるたびにチームになっています。

東京・大阪、そして仙台と

こうしてジワっと広がってくれて

本当に嬉しいなぁと思っています。

仙台1期に興味がある方はこちら↓↓↓

http://www.sky-cslt.co.jp/class/elc_sendai.html?fbclid=IwAR3EP6nbWOQJpzI6T-v07UMUXY7muj0c4WpKmzKo_JZ1c-PzQtJeDqGdbGA http://www.sky-cslt.co.jp/class/elc_sendai.html?fbclid=IwAR3EP6nbWOQJpzI6T-v07UMUXY7muj0c4WpKmzKo_JZ1c-PzQtJeDqGdbGA http://www.sky-cslt.co.jp/class/elc_sendai.html?fbclid=IwAR3EP6nbWOQJpzI6T-v07UMUXY7muj0c4WpKmzKo_JZ1c-PzQtJeDqGdbGA

さて、本題です。

僕は会社を経営していますので

少なからず営業を受ける場面があります。

前職でも営業マンおよび営業課長として

20年間営業に携わってきましたし、

経営者になった今でも営業しています。

そう、僕は営業が好きなんです。

僕にとって営業とは価値の交換だと定義しています。

僕が持っている価値を渡してお金をいただく。

他者の価値をいただく代わりにお金を支払う。

そう考えていますので、

無理に売り込みをすることはありません。

人は誰もが売り込まれるのは嫌いです。

それは人間の防衛本能だと言われています。

自分の財産を奪われるかもしれない、と

身構えてしまうのは当然です。

ですので、自社の保有している価値が

どんな風に相手の役に立てるのか?

それをストーリーでお客様に伝え

「手に入れた後の自分」を

イメージできるように話すことで

お客様の「欲しい!」に

アプローチできると思っています。

そういうスタンスで営業していますので

初対面で何かを販売するなんてことは

できませんし、いたしません(笑)

相手にとってどう役に立てるのか

わからない中で営業するなんて、

食べ物の好みも知らない異性を

いきなりデートに誘うようなもので(違う?)

うまくいく確率はグンと下がるばかりか

断られて落ち込むことにもなりかねません。

先日、こんなことがありました。

僕にガンガン売り込んできた人がいまして

僕としては丁重にお断りしたんですね。

しかし、こちらの都合は一向にかまわず

提案がある、話がしたいなど

相手の都合を押し付けてくるんです。

僕の断り方が甘かったのかと思い、

はっきりと「もう来なくていい」と

伝えたのですが・・・

やっぱり来ました(汗)

みなさん、どう思われますか?

忖度という言葉があります。

近年では森友問題などにより

あまり良い意味で使われていませんが

古くは平安時代から使われている言葉で、

『他人の心情を推し量ること、

 また、推し量って相手に配慮すること』

(大辞泉・小学館)

という意味の言葉です。

ちなみに、同様の意味を表す英語は

存在しません。

相手の心情を推し量り、配慮する。

営業に限らず大事なことですよね。

官僚や政治家の忖度を肯定しているのではなく

忖度という言葉、

心情を推し量り配慮するという姿勢は

何も否定することじゃなく、

むしろ大切にすべきことだと僕は思います。

お客様に提案したいと思った時に

「月末できっと忙しいから月初にしよう」

困っている友人をサポートしたい時に

「何をしたら力になれるか考えよう」

何か行動する前にそう考えることは

自分よりも相手のため、

を優先している証ですよね?

売り込まれるのは誰もが嫌がると

書きましたが、

同様に「押しつけがましい」のも

嫌われます。

「あなたのために言ってるんです」

と言いつつも、

どこか自己満足というか自己中心的な

ニュアンスを感じたりしませんか?

このように、

相手のためよりも自分を優先されると

人は本能的に拒絶反応を起こすようです。

しかし、人は皆自分が一番大事・・・

だからこそ、大人である僕たちは

「大切な人のために」

学び続ける必要があるんです。

お客様との関係、部下との関係、

仲間や家族との関係、

特に相手が大切な人であるほど

まず相手の気持ちを考えて配慮することは

当然だと思うのですがいかがでしょうか?

相手の心に土足で踏み込むのではなく

お邪魔します、と言って靴を脱ぎ

ちゃんと揃えてから入るのが

日本人にとって当たり前の礼儀だと

僕は思います。

不感症の営業さんのおかげで(?)

大事なことに気づかせていただけました。

誰からでも学べるって本当ですね。

今日はここまでとします。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。